当店では修理対象ホイールを車両から取り外して施工致します。車両に取り付けたまま施工するよりも仕上がりが格段に違います。
お客様からの大切なお車です。なるべく安心してお待ち頂けるよう、当店では、可能な限り車載スペアか当店でご用意する代替タイヤを装着(※)した状態でお車を保管します。タイヤがついている状態ですので、ジャッキスタンド等でのいわゆる”ウマ掛け”による場合よりも地震の揺れに強く、安心してお待ち頂けます。
※代替タイヤを装着できない場合はジャッキスタンド等を使用することも
あります。
施工前にホイールを専用クリーナーで丁寧に洗浄致します。塗装の乗りをよくするため、専用の液剤を使用してワックスやコーティングも丁寧に除去します。
ホイールの汚れをきれいに落とした段階で、補修をご依頼いただいた傷の個所はもとより、現状の塗装の状態や過去の補修痕をよく確認します。確認したホイールの状態やホイールの形状をもとに、細かな施工方法を慎重に検討します。ご依頼いただいたお客様にご満足いただける最適な施工方法を選択します。お預かり時には汚れ等に隠れて確認しきれなかった傷等がこの段階で見つかることがございます。基本的には、お客様が気になっている傷はご依頼時に具体的に確認させていただいていますが、「これは!」という追加の傷等が見つかった場合にはお客様にお写真を添えてご連絡致しますので、同時にお直しする場合は後からでも遠慮なくお申しつけ下さい。
選択した最適な施工方法に基づき、まずは傷の個所の下地を丁寧に整形致します。必要に応じてパテ盛りやアルミ肉盛り溶接を施しながら、サンディングにより仕上がり時に違和感が残らないように丁寧に下地整形をします。
丁寧に脱脂処理を施し、下地塗装後、さらにサンディングし、下地の精度を高めます。再度脱脂処理とダストの除去をしたうえで最終塗装により丁寧に仕上げます。ホイールのタイプによっては何度かの塗り重ねが必要になることもあります。
塗装の乾燥で終わりではありません。乾燥後は、塗装面をさらにきれいにするために磨き上げ処理を施します(艶消し塗装を除く)。お客様が喜ぶ顔を思い浮かべながら、丁寧に丁寧に仕上げます。
最後に全体の仕上がり具合をよく確認して完了です。
修理完了ホイールをお車に装着し、ご納品です。仕上がりをよくご確認下さい。もし気になる点があれば是非遠慮なくご指摘下さい。お客様がご満足いただけるまで何度でも手直し致します。